取引先とのキャバクラは経費になるのか?

1.仕事に関係しているかどうかがポイント

年末にもなると、忘年会や新年会などの様々なイベントもあり、お酒を飲むシーンも非常に増えてくるものです。
お酒を飲める場所は様々な場所が挙げられますが、その中でもかわいい女の子が出迎えてくれるキャバクラもお酒を飲める場所の一つと言えるでしょう。
このようなキャバクラを取引き先と利用した場合には、経費で落とせるのかと疑問に思う人もいるものです。

結論から言うと取引先とのキャバクラは経費になります。
しかしどのような場合でも経費にできるわけではなく、あくまでも経費にできるのは仕事に関係しているかどうかがポイントとなるでしょう。

会社の経費は収入を生み出すために必要とするものであり、キャバクラに行ったことで売り上げが上がったということが認められれば、扱えるようになります。例えば取引先の社長と仲良くなるために利用した、下請けの企業にちょっと無理をさせてしまったのでそのおわびに利用するなどの理由があれば、仕事と結びつけることができるでしょう。

あくまでも仕事のフォローするために、取引きをスムーズに進めていく理由で利用したのであれば、将来の売り上げアップに期待できることになります。

2.交際費は税務調査ではチェックを受けやすいので注意

仕事と関係のないシーンで利用するのであれば、これは経費にすることはできません。
また取引先でも何でもない仲間同士での利用や、気に入っている女の子に会うために一人でお店にいった場合にも難しいでしょう。

一人で行くと仕事のモチベーションが上がるなどの理由で行きたいと考える人もいるかもしれませんが、これは仕事上の理由にはならないので、自分のお金で楽しむようにしましょう。

キャバクラの領収書は交際費という科目で処理をすることになります。
交際費は税務調査ではチェックを受けやすい項目であり、交際費はグレーゾーンにもなりやすい項目と言えます。

比較的金額も高額になりやすく、領収証を見ただけでは、どのような内容だったのかもわかりにくいものです。
このような理由から、領収書を見ただけでは分からないからごまかせるのではないかと思う人もいるかもしれませんが、このような分かりにくいものこそ徹底的に調査される可能性が考えられます。

3.お店に実際に確認の調査に出向いたというケースも・・・

税務署調査では領収書のチェックが行われることもありますが、キャバクラを利用した際の領収書は明らかに金額が高くなるため目立ちやすい傾向にあります。

その場でだれといったのか、何の目的で利用したのかなどと突っ込んで聞かれる可能性もあるため、十分な注意が必要です。
もしも適当に一緒に行った人の名前を言ってしまえば、その人のところに確認が入る可能性もあります。

中にはお店に実際に確認の調査に出向いたというケースも見られます。
本当は個人的に言ったのではないかと疑っている調査官もいるため、本当に仕事の延長で行った際にだけにしておくべきだと言えるでしょう。

本当に仕事に関係して利用したのであれば、堂々と交際費として処理することが可能です。
仕事が目的で利用したのであれば、どんなお店でも問題はありません。

4.領収書にメモ書きをしておくこと

ゴルフでの接待でも常識的な範囲であればもちろん大丈夫です。
しかしグレーゾーンの交際費にあたるため、しっかりと処理をしておくことで、事前予防にもつながります。

一番大切なことは領収書にメモ書きをしておくことです。
領収証をもらったらその裏や空いている部分に誰と飲みに行ったのか、どのような内容だったのかをメモしておくことをお勧めします。

例えば取引先の名前や担当者の氏名などを、忘れずに記入しておきます。
これにより時間がたってもすぐに思い出すことができ、税務調査の際にも好印象を与えることができます。
書類をしっかりと管理することが、最大の対策といえるでしょう。