日本人は働き過ぎ?ライフワークバランスについて考える

1.台風が来ても地震が起きても会社に行く日本人

あなたは一日何時間働いていますか?
日本人は働き過ぎだと言われています。

確かに台風が来ようと地震が起ころうと、会社に行こうとする人達は多いです。
毎日の残業や休日出勤に疲れ切っている人も多いでしょう。

近年は共働きも当たり前になり、専業主婦よりも兼業主婦の方が比率が多いのです。
そんな働き者の日本人ですが、プライベートな時間は大切にできているのでしょうか?

会社員なら基本的に有給休暇を取得することができます。
しかし有休すら取りづらい環境に置かれている人も少なくありません。

長く有休を取って、嫌味を言われた経験がある人もいるのではないでしょうか?
日本人は仕事とプライベートのライフワークバランスを取るのが、とても下手な国なのです。

2.日本人は仕事とプライベートの切り替えが下手

日本人サラリーマンの平均勤務時間は7.2時間ほどと言われています。
しかしこれに残業や休日出勤が入って来ると、さらに増えることとなります。

遠い所まで通勤している人も多く、通勤時間まで含めると1日の拘束時間はかなりのものです。
一方海外は長いバカンスなどがあり、充実した生活のイメージが強いです。

しかし最近は海外でも長時間労働は多く、世界的に働き過ぎだと感じている人が増えています。
日本人のワークバランスが乱れていると思われがちなのは、仕事とプライベートとの切り替え方が下手なことも大きな要因の一つです。

海外のバカンスのように長い休みが取りづらかったり、休みの日も自宅で仕事の資料をまとめたりしている人もいます。
欧米では昼の休憩時間にジョギングをするのも珍しくありません。

普通のサラリーマンの人は、昼休みにジョギングなんて考えられないでしょう。
海外では、仕事とプライべ―トをきっちりと区別しているのです。

3.政府が検討する「働き方改革」がどのような形に進んで行くのか?

さらに強制的な仕事後の飲み会や、接待のための休日出勤に気が重くなっている人も少なくありません。
自分時間を仕事関係のことで潰しているため、より働き過ぎと言う印象を強くしているのです。

コツコツ働く所が長所でもありますが、家庭やプライベートを犠牲にしてまで会社に奉仕するやり方に、疑問を抱いている人はかなり多いのです。
昔から勤勉が大事と働いてきた国のため、ライフワークバランスを変えていくことはかなり難しい難題になるでしょう。

過労死問題もメディアで何度も取り上げられています。
そのため政府が検討する「働き方改革」がどのような形に進んで行くのかも注目したい所です。

私たちは今の働き方が当たり前と思っているため、改革するにも何を変えたら良いのかわからないと言うケースもあり得ます。
ただ休日を増やしたり、残業を減らすだけでは根本的な解決にはつながらないのかもしれません。

4.ライフワークバランスの本来の意味、目的とは?

大切なのは一人一人の意識を変えていくことです。
人生においての大切なものの順位や、会社のやり方をもっとシンプルにすることなど、もっと踏み込んだ対策を練ることが充実した毎日の過ごし方になるはずです。

ライフワークバランスはここ最近生まれた言葉です。
働かざる者食うべからずが信念の年配の人などには、なかなか浸透しにくい言葉かもしれません。

会社のために奉仕するのが当たり前と考える人がいるのも事実です。
ライフワークバランスはもちろんあまり働かないと言う意味ではなく、効率良く仕事をすることで成り立ちます。

余分なものはそぎ落とし、その分自分の時間に使うことで、生活にも気持ちにも余裕ができるのです。
こう言った考え方は仕事の効率だけやプライベートだけでなく、国全体の意識の向上につながっていくでしょう。

毎日を充実したものにするために、一度立ち止まって考えてみてください。
それぞれが働き方を意識するだけで、日本が変わっていく良い機会になるのです。